環境データの改ざん等の不正事例

製造業の工場での環境データの取り扱いの不正が数多く報告されています。

以下はそのいくつかの事例です。



​​2005年2月【大手製鉄業】 排水基準に適合しない水を流出。5年間以上、排出基準値・公害防止協定値を超過した測定データを、協定値内に改ざんして自治体に報告。


2005年3月【大手素材産業】工場の廃水データの改ざん


2005年8月【大手製紙業】子会社の工場での廃水データの改ざん


2005年8月【大手建材製造業】工場での廃水データの改ざん


2006年3月【大手石油業】製油所でのばい煙データの改ざん。公害防止協定に基づくばいじん等に係る報告について、3年間にわたり虚偽の報告。現場担当者が排出基準値を超える測定データを改ざん。


2006年5月【大手製鉄業】2つの製鉄所でのばい煙データの改ざん。大気汚染防止法の基準値を超えるばい煙データについてチャート記録やシステムのデータの測定中断や改ざん。


2007年2月【大手電力】 ばいじん濃度の測定結果を排出基準値内に改ざんし報告。


2007年7月【大手製紙業】 硫黄酸化物(SOX)、窒素酸化物(NOX)の排出基準値を超過した場合、その数値をコンピュータ端末により基準値以下に改ざん。


2009年3月【大手製紙業】水質データを排水基準値以下に改ざんして報告。自治体による立入検査時に排出水を河川水で希釈し、分析値が低くなるよう偽装。


2013年【下水処理業】下水汚泥広域処理場の運転管理における排ガス濃度データの改ざん


2016年【大手発電業】 発電所の排出ガス量データにおける虚偽報告